『環球法律評論』について

『環球法律評論』について

『環球法律評論』は中国社会科学院法学研究所編集の全国レベルの法学学術雑誌である。本誌は中国国内法と外国法の比較対照を通して、各国の法律の優れたところおよび劣ったところを考察したうえで、法への理解を深めることを目的とする。基礎理論の理論体系というマクロ的な研究だけでなく、具体的な法律制度、法律テクニック、法整備などの具体的な問題に関するミクロ的な研究も掲載対象になる。また、研究方法については、中国法の視点からの外国法の研究、外国法の視点からの中国国内法の研究、第三の視点からの外国法の比較研究などという比較研究の方法がいかされた研究内容が期待される。このほか、本誌はこれまで同様、外国法の発展に関心を寄せ、海外の最新または重要な立法および参考文献を紹介する内容も重要な一部となっている。世界における中国の地位の絶えまない上昇および影響力の増強にともない、本誌は今後も国際法に関する研究により強い関心を寄せることになる。

1962年に創刊された当時、本誌は『法学研究資料』という名称であった。それは内部発行の雑誌で、内容もソ連を主とする外国の法学を紹介、翻訳するものであり、文化大革命の時、早くも廃刊となっていた。1979年に『法学訳叢』に名称を変え復刊され、外国法の紹介および翻訳をその主な内容とし、15年にわたり、中国における立法、執法、司法、法律監督、法学教育、法学研究のために、大量の参考資料を提供してきた。1993年に、再度名称を『外国法訳評』に変え、その後2001年に今の名称――『環球法律評論』とした。

30年間の努力を経て、本誌は中国社会科学院優秀雑誌、中国人文社会科学核心雑誌、CSSCI 収録誌、全国中国語の中心的雑誌などに選ばれた。

本誌は隔月刊であり、海外における発行元は中国国際図書貿易本社(北京399信箱、郵便番号:100044)で、宛先は法学研究雑誌社である。口座番号:工商銀行東四南支社 02000010090144234-33.購入方法については、郵便振り込みか本誌の編集部にて直接購入の手続きを行う。

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