『法学研究』の沿革

『法学研究』の沿革

『法学研究』は、1954年に創刊された中国社会科学院法学研究所編集の全国レベルの法学学術雑誌である。

本誌は学術的な価値があり、理論レベルが高い文章を掲載するという理念に基づき、中国における法学研究の最高レベルを反映し、最も新しい学術成果を公表することを目指している。また、「百家斉放 ?百家争鳴」という方針に従い、学術討論の活性化、新しい研究方法の応用の提唱、学術規範の厳格な遵守、中国における法学学科理論体系の充実化および学際コースの設置の促進をその目的としている。

「法に従い国を治め、社会主義法治国家を建設する」という方略に基づき、立法、執法、司法および法律監督という実践と結びつけ、『法学研究』に掲載されている論文は理論面だけでなく、実践面においても重要な価値を有するものである。そして、中国法学研究分野に限らず、社会においても大きな反響を起こし、国家の関係部門に採用された理論や国の政策にたいする提案も多数行ってきた。

本誌は中国法学研究分野において最も高い学術レベルを有する法学学術誌と認められ、中国社会科学院および国家新聞出版署より数多くの賞を授与されてきた。

本誌に投稿された原稿に対しては、3名の査読者による査読が行われる。そして、査読を行う過程において、投稿者と査読者双方の匿名性が保たれるよう編集者は配慮する。中国国内だけではなく、海外からの投稿も可能である。本誌に投稿された論文は、ほかの雑誌への投稿も許可されるが、他誌掲載済みの原稿の投稿や、本誌掲載済みの原稿を他誌へ投稿することは許可していない。本誌に掲載された論文は、掲載日より1年間、本誌が専有使用権を有することになる。本誌に掲載された論文の全体、またはその一部を転載、翻訳、論文集へ掲載する際は、本誌宛てに許可申請を提出し、書面による許可を得なければならない。

本誌はA4サイズ、208ページで、奇数月の23日に国内外に向かって発行される(ISSN1002-896)。中国国内における発行元は北京市新聞雑誌発行局であるため、全国各地の郵便局で購入できる。(雑誌番号:CN11-1162/D;講読コード:2-528)。海外における発行元は中国国際図書貿易本社(北京399信箱、郵便番号:100044)で、海外における講読コードは:Bm164である。郵便局で購入できるほかに、郵便振り込み或いは本誌の編集部宛てに直接購読手続きをしていただくことも可能である。

編集部の住所:北京市東城区砂灘北街15号

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