「統計不正」が「中国共産党紀律処分条例」の処分対象に

国家統計局の責任者はこのほど、改正版「中国共産党紀律処分条例」が「統計不正」を党の活動紀律違反の関連条項に収める件について、記者に次のように述べた。新華社が伝えた。

統計不正は統計分野の最大の腐敗で、統計法の重大な違反であり、統計データの質に重大な影響を及ぼす。マクロ意思決定に干渉し、さらにはこれをミスリードする。事実に基づき真実を求める党の思想路線と、真理を追究し実情を重視する働き方に背き、党と政府の信頼を損ねる。

「統計不正」を「中国共産党紀律処分条例」の処分対象とすることで、情状に基づき直接責任者と指導責任者に警告を出す、さらには党籍を剥奪する。これは統計不正の防止、統計データの質向上、党と政治の気風の向上、統計事業の高品質発展の促進に対して重大かつ深い意義を持つ。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年1月23日