2022年に税関が押収した各種違法薬物は5300キロ=税関総署
6月26日は「国際麻薬乱用撲滅デー」です。税関総署の関係責任者は25日におこなわれた記者会見で、ここ数年、中国の違法薬物乱用情勢は全体的に好転し、改善を続けており、乱用の規模は縮小を続けていると明らかにしました。2022年以降、違法薬物密輸犯罪事件1037件を立件・捜査し、各種違法薬物5300キログラムを押収したとのことです。
税関総署密輸取締局の孫志傑局長は同日、「2022年、中国税関は海外の法執行部門と協力し、海外の法執行部門が違法薬物146キログラムを押収し、犯罪容疑者21人を逮捕した」と説明したうえで、「世界的なドラッグブームが持続的に氾濫し、違法薬物の密輸活動が引き続き活発化しており、中国が直面する違法薬物取締情勢は依然として複雑で変化に富んでいる。今年1-3月期に立件・捜査した違法薬物密輸犯罪事件は前年同期比33.3%増加し、押収した各種違法薬物は昨年の5.2倍となった」と述べました。
孫局長はさらに、「全国の税関は新たな情勢に対応し、新たな戦法を打ち出し、違法薬物密輸犯罪を厳しく取り締まる」と強調しました。(雲、野谷)
2023-06-26 CRI