途上国代表ら、国連人権理事会で民主公平の国際秩序を要求

スイスジュネーブで開催されている国連人権理事会第42回会議で、12日から13日にかけて、民主的で公平な国際秩序の構築をめぐる独立専門家対話会が行われました。参加した発展途上国の代表らは民主的で公平な国際秩序の構築を強く呼びかけました。

その中で中国代表は「民主的で公平な国際秩序の構築においては、人権の尊重と保障が重要である。いま、国際社会はガバナンスの赤字、信頼の赤字、平和の赤字、発展の赤字という四つの赤字を抱えており、その解消には、公正性と合理性、相互協議と相互理解、相互支援、互恵ウィンウィンの理念を堅持しなければならない。戦略的相互信頼を増やしながら、互いへの疑いをなくし、世界の長期的な平和と共同発展を実現させ、人類運命共同体の構築に取り組んでいく必要がある」と発言しました。

 また、30以上の国とNGO代表が、「公正で合理的な国際秩序の構築には、民主的決断への国民の参与を確保し、国連人権公約を含む現行の国際法規則を守らなければならない」と強調しました。Lin、謙)

2019-09-14  CRI