「一国二制度」を貫き発展チャンスを掴む=マカオ行政長官

マカオ特別行政区政府の第5代行政長官に任命された賀一誠氏はこのほど、中央広播電視総台(CMG/チャイナ メディアグループ)のラジオチャンネル「グレーターベイエリア(大湾区)の声」の独占インタビューを受け、「マカオは引き続き『一国二制度』の方針を揺るぎなく貫き、グレーターベイエリアの発展のチャンスを掴んでいく」と語りました。

賀行政長官は「『一つの国』という前提のもとで、憲法とマカオ特別行政区基本法の権威をしっかりと守っていくべきだ。中央政府のリードにより、この方針を揺るぎなく実行し、『一国二制度』のマカオでの実践を安定的、長期的に推進する必要がある」と強調しました。

また、「祖国に返還される以前のマカオには、不景気で社会が安定しない、苦しい時期があった。そのため、マカオの安定を守るという共通認識を誰もが持っている。祖国返還から20年で経済は発展し、生活が改善され、政治的な地位も向上した。中華人民共和国の公民として、『全国人民代表大会』と『全国政治協商会議』を通じた国の政治にも参与できている」と語りました。

賀行政長官はさらに、「マカオの発展には、中央政府と大陸部の同胞からの支持が欠かせない。今後、グレーターベイエリアの建設のチャンスを掴み、自身の立場をしっかりと定め、大陸部の広大なマーケットを頼りに、マカオと大陸部との交流と融合を重視していく。グレーターベイエリアの共同発展を実現させたい」と表明しました。(李、謙)

2019-09-16  CRI