人種差別撤廃委員会は客観的かつ公正な対応を=中国

スイスのジュネーブで13日、あらゆる人種差別を撤廃する国際条約に対する中国の実行報告について審議が行われました。中国の代表は、「一部の団体が示した不確かな資料について、信頼できるとみなす委員がいる」と述べました。

中国代表団の副団長を務める外交部条法司の徐宏司長は、この審議会で「公の場で中国の領土や主権を否定したり、中国の分裂を企んだりしたりする団体が提出した資料には、中国の分裂を狙う政治的目的があからさまに示されている。また、テロ組織と何らかの繋がりがある団体もある。こうした団体による指摘は、政治的な意図が含まれており、事実無根である」と述べました。(任春生、森)

2018-08-14